僕は一年前、中学3年生に手紙を書いた。
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ナベ助からの手紙
やぁ。
元気か?
風邪ひいてないか?
とうとう本番だな。
緊張だな。
君たちに俺からの応援メッセージだ。
最後の授業だ。
きっと、数時間後…
解けない問題に出会うだろう。
焦るだろう、不安になるだろう。
でも心配するな。
君たちがその問題を理解できないように…
その問題は“君のがんばり”を理解できない。
落ち着いてさ…
次の問題でも解こうか。
どこかにきっと、解ける問題があるさ。
たとえ1問しか分かる問題がなくてもさ…
その1問が“君のがんばり”を理解してくれるさ。
合格させてくれるさ。
俺は思う。
君たちは試験になんか負けない。
春になったらさ、飯でも食いに行こう。
俺もがんばるから。
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僕はこの一年間、たくさんの挫折を味わったのだと思う。
この世に「挫折」という大イベントがあることを知ったのだと思う。
だから、
今年はこの手紙を渡すわけにはいかない。
解けない問題こそ、
自分を映す鏡だと思うから。
99点も獲った君ではなく、
1点を獲れなかった君。
99点で笑うかもしれないね。
でもいつか、その1点で泣くかもね。
by 1点で泣いた男
1 件のコメント:
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