2008年2月5日火曜日

1点。

僕は一年前、中学3年生に手紙を書いた。


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ナベ助からの手紙

やぁ。
元気か?
風邪ひいてないか?

とうとう本番だな。
緊張だな。

君たちに俺からの応援メッセージだ。
最後の授業だ。


きっと、数時間後…
解けない問題に出会うだろう。
焦るだろう、不安になるだろう。

でも心配するな。
君たちがその問題を理解できないように…
その問題は“君のがんばり”を理解できない。

落ち着いてさ…
次の問題でも解こうか。

どこかにきっと、解ける問題があるさ。
たとえ1問しか分かる問題がなくてもさ…

その1問が“君のがんばり”を理解してくれるさ。
合格させてくれるさ。

俺は思う。
君たちは試験になんか負けない。

春になったらさ、飯でも食いに行こう。
俺もがんばるから。
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僕はこの一年間、たくさんの挫折を味わったのだと思う。
この世に「挫折」という大イベントがあることを知ったのだと思う。

だから、
今年はこの手紙を渡すわけにはいかない。



解けない問題こそ、
自分を映す鏡だと思うから。



99点も獲った君ではなく、
1点を獲れなかった君。



99点で笑うかもしれないね。
でもいつか、その1点で泣くかもね。



by 1点で泣いた男